平成22年度科学技術振興調整費「気候変動に対応した新たな社会の創出に向けた社会システムの改革プログラム」

明るい低炭素社会の実現に向けた都市変革プログラム

研究内容

情報システムグループ

社会Information Systemの開発

コミュニティーをひとつの社会単位とし,コミュニティー内部でのエナジーの最適化を図るとともに,ヒュナジーの最適化を企画する.
(ヒュナジーとはヒューマン・シナジーを短くした造語であり,高齢化社会における新しいコミュニティーのあり方を考えるための指標)

コミュニティー内には様々な人間が所属するとともに,それぞれ個性を持っている.特に高齢者は,数多くの経験を積んできているとともに,社会への貢献を果たしてきている.

コミュニティー内で個々人の活動を最適化することで,より活発で,よりQOL(Quality of Life)を高めることが可能になり,コミュニティー社会のシナジーを高めることが可能になると考えられる.

この個人の知や,活動を最適化する指標として,ヒュナジーを提案するとともに,そのヒュナジーを最適化することで,コミュニティーの活動を最適化,ひいては,個人のQOLを高めることにつながる.ここでは,以下の取り組みをする.

  • ヒュナジーの定量的な定義を行うための,社会情報システムの設計を行う.
  • あわせて,ヒュナジーやエナジーを定量的にサンプリングするためのセンサの仕様や必要なプロトコルなどの検討を進める.

より具体的には下記の取り組みを行う.

  1. 社会情報システムの設計・検討
  2. 情報センサ(電力クリップ)の開発と,それを用いた社会情報システムの実証実験
  3. 可視化・可知化・価値化システムの開発(パッケージ化)
  4. 社会への実装と,アジア・世界へのパッケージ展開

社会情報システムの設計・検討

情報統合システムによる多様な知識の体系化・ パッケージ化と社会的ビジネス・モデルの開発と展開

  • イノベーション創出のメカニズムの分析
    知識(科学技術),アクター(ネットワーク),制度(慣習,法律,政策)に着目し,健康・安全・環境などの価値へ向けたイノベーションの創出メカニズムの分析
  • 異なるイノベーションの連結・統合のメカニズムの分析
    健康・安全・環境に関する価値の連結・統合の可能性をシステム的な観点から分析し,最終段階で行う社会実験の評価の枠組みを検討
  • 社会的ビジネス・モデルの確立
    大学・企業・公的機関・市民など多様なステークホルダーの連携を通じて,環境・健康・安全へ向けたイノベーションを創出し,長期的に産業の成長に向けた広い意味の社会的ビジネス・モデル構築の条件の分析
  • 知識・経験・ノウハウのパッケージ化
    社会実験を通じてサプライヤー,サービス・インテグレーター,ユーザー,大学,公的機関などに分散されて蓄積された知見の体系化・パッケージ化に向けた最新の情報通信技術の活用によるハード面での整備と,ステークホルダーの行動に影響を与える政策・制度に関するソフト面の整備の効果的な統合
  • システム・イノベーションの国際的な移転と制度設計
    パッケージ化されたシステム・イノベーションを将来アジアなど海外展開することを念頭に,世界における日本の長期的なポジションを検討し,国際的な観点から制度設計の提案と組み合わせるための戦略的な取り組みを検討

情報センサの開発・可視化システムの開発

情報センサの開発

可視化・可知化・価値化システムの開発

異種社会実験のセンシングデータの活用

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