平成25年度先導的創造科学技術開発費「社会システム改革と研究開発の一体的推進」

明るい低炭素社会の実現に向けた都市変革プログラム

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最終報告書

21世紀の日本は,超高齢社会と低炭素社会の二大課題に同時に対応しなければならないという困難に直面している.我が国が国際社会に向けて打ち出した低炭素化目標の達成には,低炭素化技術の導入を加速させなければならない.一方,日本は,世界一の高齢社会となってきたが,超高齢社会が経済や社会を停滞・縮小させる方向に働けば低炭素社会実現のブレーキとなる.拡大する高齢者層が積極的に社会に参画・貢献し,さらには低炭素化の担い手として重要な役割を果たすようになれば,持続的成長の可能性を持った「明るい」低炭素社会実現の途が拓けてくる.
本プロジェクトでは,将来の「明るい低炭素都市」のビジョンを構築し,そのビジョンを実現するために必要な社会システム改革の方向を明らかにし,またそのために必要な新技術を研究開発することを目標としてきた.これらの施策について,千葉県柏市において統合的な実証実験を行い,その結果から,「明るい低炭素都市」のモデル化,および成果情報のパッケージ化を行った.これらの成果は今後,全国・世界の各地への普及展開を期するものである.
本プロジェクト「明るい低炭素社会の実現に向けた都市変革プログラム」は,平成22年度科学技術振興調整費「気候変動に対応した新たな社会の創出に向けた社会システム改革プログラム」の一環として開始された.平成23年度からは,科学技術戦略推進費に枠組みが変わり,その一環として継続実施された.平成25年度からは,先導的創造科学技術開発費に枠組みが変わり,「社会システム改革と研究開発の一体的推進」の「気候変動に対応した新たな社会の創出に向けた社会システムの改革プログラム」 の一環として実施された.また,平成25年度後半に補正予算が組まれ,平成26年度はその補正予算の繰越しで推進された.
本プロジェクトは平成27年3月末で終了するが,最終的な社会実験を通して,本プロジェクトのミッションを達成する段階に至った.これまでの成果を纏めて報告するものであり,各界各位からの忌憚のないご意見を頂き,今後,本プロジェクトの成果の社会実装に活かしていきたいと考える.
本プロジェクトの推進に当たっては,文部科学省研究開発局環境エネルギー課,(独)科学技術振興機構科学技術システム改革事業推進室,低炭素社会戦略センターのご支援,また,柏市の全面的な支援のもと推進された.さらに,柏市の住民,NPOなどの協力も得て進められたもので,関係各位に厚く謝意を表します.
なお,本報告書の著作権は国立大学法人東京大学に帰属します.

平成27年3月


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最終報告書概要版(平成27年3月) .pdf 
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最終報告書 全文(平成27年3月).pdf
22,215KB
各章  
   前書き・目次・執筆者一覧.pdf
827KB
   1. プロジェクトについて.pdf
886KB
   2. 明るい低炭素都市像.pdf
2,167KB
   3. エネルギーグループ.pdf
2,635KB
   4. モビリティグループ.pdf
3,756KB
   5. 植物医科学グループ.pdf
9,148KB
   6. 都市計画グループ.pdf
2,683KB
   7. 農業・緑地計画グループ.pdf
2,853KB
   8. 情報システムループ.pdf
3,022KB
   9. 終わりに・付録資料.pdf
578KB

 

 

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